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初挑戦!星宮神社の獅子舞

こんにちは。ユーダイです。

2023年3月から、名栗の放課後児童クラブ「なぐりっ子クラブ」に運営として携わっています。
また、定期的に県内外の子どもを対象としたキャンプイベントを開催したりと、日々、名栗で子どもたちの笑顔と成長を見守りながら、暮らしています。

私も、もともと飯能育ち。名栗で遊んだ思い出もたくさんあります。
ですが、名栗を中心に生活するのは今年が初めて。まだまだ知らないことがあるのだと気付くことも多い1年間でした。

この記事では、私が今年初めて挑戦した、星宮神社の獅子舞(星宮神社例大祭)を紹介しようと思います。

噛まない獅子舞

獅子舞と言えば、真っ赤な顔をした獅子が、観客の頭を噛んで回る。そんなイメージではないでしょうか?
私も、獅子舞に参加してみないか?と誘われたとき、頭の中に、そのような光景を思い浮かべました。
ですが、名栗の獅子舞は違うのです。

3匹の獅子が、笛や太鼓の音に合わせて舞い、それを神さまへ奉納する。
イメージとしては、神楽や能などの伝統芸能の方が近いかもしれません。

獅子は、大太夫 (おだいゆう、男獅子)・女獅子 (めじし)・小太夫 (こだいゆう、子の男獅子) で構成され、加えて、竹でできた”笹良(ささら)”という楽器を奏でる4人の”ささらっ子”と共に、舞台で舞を演じます。

過去の記録映像を見せてもらい、軽やかに舞う獅子の姿に心動かされ、その場で参加を決めました。
私に与えられた役は、3匹の獅子の中心を舞う女獅子でした。


身体から身体へ、伝える

獅子舞への参加を決めた日から、本番までの期間は5ヶ月ほど。その間、獅子舞保存会で行う全体練習会は10回です。
初めての獅子舞。たったの10回の練習で習得、というわけにはいきません。

日々、過去映像を見ながらの自主練習です。初めは、見よう見真似でぎこちなかった動きも、繰り返し練習することで、自分なりに、少しずつ様になってくるのを実感できます。

全体練習会では、大太夫・小太夫と一緒に動きを合わせながら、自主練習の成果をベテランメンバーにチェックしてもらい、自分では気が付かなかった細かい部分も、アドバイスをもらいながら修正していきます。

映像として記録には残っていても、こうして身体から身体へと受け継がれてきた”舞”なのだと実感します。

直前の練習会で、ようやく会長からの「これなら大丈夫!」との太鼓判をいただくことが出来て、ギリギリではありましたが、なんとか本番までに習得することができました。

保存会の方々から「前回より上達しているね!」「練習しているのがわかるよ!」とお声がけいただいたことは、大きな励みとなりました。

練習して、上達する。やっぱり嬉しいですね。


迎えたハレの日

いよいよ迎えた本番当日。
いまだ残暑は厳しく残るものの、どこか秋の訪れを感じる9月の終わり。
彼岸花咲く朝の境内は慌ただしく、着々と例大祭の準備が進んでいきます。

いつもは、にこやかな獅子舞保存会の皆さんも、法被を身に纏うと、普段とは少し雰囲気が違っているようです。
少しだけ張り詰めた、朝の境内の空気を深く吸い込み、私もいよいよ獅子の衣装を身につけていきます。

着物、足袋、草鞋。
実は、本番の衣装を身に着けるのはこれが初めて。先輩方の手解きを受けながら、途中で衣装が乱れることのないよう、ひとつひとつ、丁寧に結えていきます。

本番直前、すべての準備が整ったところで、全員お社に集まり、例大祭の無事の成功を祈念しました。


納め、奉る。

獅子頭は重い、というのは話には聞いていました。ですが、実際に被ってみると、本当に重い。
さらに、顔の前は、真っ赤な牡丹が描かれた布で覆われるので、視界も奪われます。
とにかく、意識を集中しなければ。そして、これは、己との勝負になるな、と思いながら、いよいよ本番の舞台へと上がります。

獅子舞は、その多くが繰り返しの動きによって構成されています。
繰り返し、繰り返す。獅子頭は重たく、視界は悪く。とにかく舞に集中していないと、今、自分がどこで何をしているのかすら分からなくなってしまいます。

いや、もしかしたら分からなくなっていたのかもしれません。

気がつけば、私の出番は終わっていました。

舞、終えて

30分間にわたる舞を終え、目の前を覆う布を捲り、視界が広がると、新しいことに挑戦し、成し遂げたのだという達成感がひしひしと湧き上がってきます。
もちろん、ベテランの方々に比べれば拙い獅子舞だったかと思います。
それでも、今の私が出せるものは、全て出し切ることができました。

無心で舞い、獅子になる。
その、非日常に浸りながら、ひとつひとつ衣装を外していきました。

きっとまた来年も、この衣装を身に纏うのでしょう。


地域で愛される獅子舞

名栗で、「獅子を演じたことがある」というと、何かと場が盛り上がります。「実は私も昔、獅子 or ささらっ子を演じたことがあるよ」と、地域の皆さんとの距離が一気に縮まったり。

地域の伝統芸能、星宮神社の獅子舞。

もし、名栗に足を運ぶ機会があれば、是非遊びに来てくださいね。

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