こんにちは、石田です。
私が名栗に移住した年の秋、大好きなきのこを買いたかったのに、どうしても買えなかった時のお話です。
それは、ある日の散歩道での出来事。
散歩道で、きのこ屋さん発見!
晴れた日の名栗の景色が大好きな私。その日も、とっても良い天気だったので、初めての秋を楽しみたくなりました。
ちょうど、1歳の息子もおうちでいたずらオバケになっちゃいそうだったので、今日は息子も連れて、さわらびの湯まで行ってみよう。
と、その道中。
きのこ屋さん発見です。
早速お店の方に声をかけると、きのこの名前や食べ方を丁寧に教えてくれました。
その日は4種類のきのこが販売中で、どれも立派なものばかり。
一皿600円。安い!
きのこを売ってくれないおじさん
さて、どれを買おうかと悩みながら、お店のおじさんとの会話は続きます。
おじさん「どこから来たの?」
石田「上名栗です。」
おじさん「え?もしかして引っ越して来たの?」
石田「はい、今年引っ越ししてきました。」
おじさん「ほんとかい!それじゃ、引っ越し祝いだ!きのこ全部あげるよ!名栗に若い人達が来てくれるのは嬉しいんだよ!」
と、とても喜んでくださり、なんと店頭に並べてある4種類のきのこを全部プレゼントしてくれたのです!
きのこをいただいたのも、もちろん嬉しいけど、そんな風に移住してきた事を喜んでくださる気持ちがとっても嬉しくて、嬉しくて。
おじさんだけじゃないんです
移住してきてから、名栗の方々に沢山助けられて良くしていただいています。
毎日のように、「引っ越ししてきてくれてありがとう」「いつでも寄って」と声かけしていただいたり、ベビーカーでお散歩しているだけで野菜いただいちゃったりするのです。
誰も知り合いのいない、知らない土地に引っ越しをするのは、とても勇気のいることでした。
名栗の人々の温かな眼差しや、助けの中で安心して暮らす事ができています。
いつかは私も、この地域に暮らす人々や、新しく移住することを決めた方々の力になれたなら、と思っています。
いつもありがとうございます。
追伸:秋の名栗にお越しの際は、是非、おじさんのきのこを探してみてください。味が濃くて香りが良くてめちゃくちゃ美味しいですよ。オススメです♪
コメント