子育て移住するなら、名栗で。

名栗で 暮らす

神様そうじ

こんにちは、若野です。

名栗に暮らして早10年。
東京のとある街から、やってきました。

それまでは普通にあった事や物がなくなったり、はたまた想像もしていなかったイベントが私の人生に登場したりと、生活は大きく変わりましたが、名栗に移住した事をただの1回も後悔したことがありません。名栗の生活が大好きです。

名栗に移住して、新しく私の人生に登場したものの1つに”自治会の活動”があります。
名栗には12の自治会があって、それぞれ、地域の草刈りや、避難訓練、自治会館の掃除などを行なっています。

今回ご紹介する「神様そうじ」も、私たちの地区で行なわれている自治会活動です。



神様そうじって?

たくさんの神様が、見守ってくれています。


私たちの地区にある小さな神社のお掃除。みんな「神様そうじ」と呼んでいます。
「神様そうじ」という、なんだか少しのんきな響きが気にいっていて。

自治会の中で2班に分かれて、それぞれ年に1回、神社のお掃除をして、大切に管理しています。
近くに住んでいるのに、なかなか会えないご近所さんたちと近況報告をしたり、おしゃべりしたりできる和みの時間でもあります。

”名栗タイム”に気をつけて(笑)!


そんな神様そうじ、8時集合と言われて8時に行くと、もうあらかた終わっているという”名栗タイム”の洗礼を浴びることになります(笑)
じゃあ、最初から7時半に集合すればいいじゃないかと思いますが、そうなると、みんな7時にはやって来て掃除を始めます。それでも昔よりは遅くなったようですが…笑

本日も、”名栗タイム”発生中〜!

今日も、15分前には着いたのに、やっぱり始まってました。(笑)

いざ、おそうじ!

大きな木々に囲まれた神社の朝は、周囲よりも少し涼しく、穏やかな空気が流れています。
とはいえ、夏は陽が当たると暑くなるので、集合したご近所さんと、軽く挨拶をかわしたら、早速お掃除開始です。

班長の的確な指示で、各々持ち場へ!

夏の神様そうじは、石垣や階段の除草がメインの作業です。
機械で草刈りをする人、それをほうきで掃く人、石の隙間の草を取る人。
自然と役割に分かれて、30分ほどで作業終了です。

私は、階段の草取りチームへ

わたしは鎌を片手に、階段の草取りチームに加わりました。
しかし、”名栗タイム”を発動させた諸先輩方が、あらかたの掃除を終わらせてくれていますので、それに敗れた私たちは、階段に生えている小さい草を取りながら雑談して、解散を待つ…、のがメインの仕事となります。(笑)


名栗昔ばなしを聞きながら


草を抜きながら、昔の話を聞いたりして。そんなことがあったんだーとか、そんな人がいたんだーとか。
「三大鬼ばばがいたってほんと?どこの家?」
「言えないわよー!そんなこと!!」
そんなことを教えてもらって。
苦労したんだねー、お母さんたち頑張ったんだね、だからそんなに優しいんだね。


なんだか私も昔からここにいて、鬼ばばに怒られていたようにも思えてきました。
(なんとなく名栗小学校を卒業したような気もしてきました。)



お父さんたちも、ひと休み。

120年ぶりの新人


私の住んでいる地区には、ずいぶん長い間、新しい世帯が増えることがなかったみたいで。
15年前に引っ越してきた、私のお隣さんが、なんと120年ぶりの新人。
その5年後に、私たち家族も加わって、それからは、少しずつ移住で入ってくる方も増えてきました。
名栗には、新しいから、古いからという区別もありません。鬼ばばも、もういません(笑)。

みんなとても親切で、息子が8ヶ月の時に引っ越して来た私も、
「名栗に子供をありがとう」
「暇だったら何もなくても郵便局に遊びに来ていいよ」
と、たくさん優しくしてもらいました。

綺麗な川、優しい人たち、静かな環境。ここで子育てをすることができたのは本当に幸運でした!

私も”令和の鬼ばば”と呼ばれないように、新しく来た方たちには優しく接するように心がけております。
気軽に声をかけて下さいね!

鎌持ってるけど、怖くないよ!!

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
若野

若野

名栗のスカブラ

  1. 神様そうじ

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP