石田です。
私の営むゲストハウス”Fika”主催で、ファミリーコンサートを開催しました。
いつもお世話になっている地元の方や、お友達への感謝の気持ちを込めて開催している、このイベントは、今回が2回目。
プロデュースしてくれているのは、ドラム担当金子さん。
金子さんと初めて出会ったのは、7年ほど前。
当時住んでいた、マンションの管理人さんとして、でした。
私たち家族は、いつも底抜けに明るい金子さんのことが大好きで、いつの間にか、お互いのことを良く知る、親戚のおじさんのような存在になっていて。
名栗に移住することを決断した時は、そんな金子さんとのお別れを寂しく感じていました。
でも、金子さんも我が家の移住を気にかけてくれていて、「オケメンバー揃えて、新天地の皆さんに石田家をよろしくのコンサートやるから」の嬉しい一言。
それが昨年、本当に実現してしまったのが、このファミリーコンサートの始まりです。
そして、今年もそんな金子さんの声かけに、快く集まっていただいた奏者の皆さん。
普段はプロとしてご活躍されている方も多くいらっしゃるのですが、”名栗の皆さんに喜んでもらえるならば”ということで、この日のためだけに、全国から集まっていただいた、特別編成オーケストラなのです。
コンマスは関原さん。今日のために、素敵なプログラムを作っていただきました。
途中、子どもたちに好きな楽器を手に取って、一緒に演奏できるパートがあったり、知っている曲があったら一緒に歌ったり、踊ったり。
文字通り、音楽に触れ合うことができるようなプログラムに、子どもたちは真剣な眼差しで参加してくれました。
オケメンバーの方から「子どものうちにしか入らない音がある。」と教えていただきました。
名栗の子どもたちに、こんなにも素晴らしい音を届けていただいたこと、本当に感謝しています。
普段から、とても優しくしてくれる地域の皆さん。
粋な計らいで集まってくれた、オーケストラメンバーの皆さん。
真っ直ぐな眼差しで、音楽を楽しむ子どもたち。
会場のひとりひとりの想いが心地よく巡り、1つになる。
たくさんの音が、美しく混ざり合って1つのハーモニーを奏でるように。
音色が、気持ちが、1つになっていく。
目には見えないけれど、確かにそれを感じることができる。
そんな空間、そんな時間を過ごすことが出来ました。
会場に集まっていただいた全ての皆さま。本当にありがとうございました。
また来年も、きっと。
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